氷河期世代救済?骨太方針?まるでリサイクルされる空き缶を見てるようだな
氷河期世代はほんと良いように国に酷使されてんな!怒ってもいいんじゃない?という記事
就職氷河期の救済案いわゆる「骨太の方針」について、30代半ば~40代半ばとされる就職氷河期盛大についての支援プログラムを盛り込み、今後3年間で正規雇用を30万人増やす方針などが示されている
氷河期世代とは何なのか?
バブル崩壊後の就職が困難であった時期(1993~2005)に社会に送り出された哀れな人たちを指す語である
令和元年現在では40代前後の世代を指す
現在の大卒の就職率がほぼ100%であることに対して、就職氷河期世代の就職率は55%程度とされている
就職氷河期突入
就職氷河期突入と切っても切り離せない因果関係にあるのが「バブル崩壊」である
わたしはゆとり世代のため「バブル崩壊」なんて言葉尻でしか捉えていないのだけれども、景気が後退するなかでバブル期の過剰な雇用による人件費圧縮のため、企業は軒並み新規採用の抑制を始めた
その余波をもろに食らったのが氷河期世代である
氷河期世代の失われた10年、15年
企業が採用を抑制するもんだから、求職者はたまったもんじゃない
100社受けて全部ダメ、、、そんな時代
そんな背景もあってか、新卒者はかなりタフな就職活動を強いられた
フリーターや派遣労働といった非正規雇用が激増し、引きこもりも多く輩出している
運よく正社員枠をゲットできた求職者も希望通りの職につけたのか疑問は残る
同時期の政界では短期間で枠組みが著しく変動する大混乱のさなかにあったため、政府が景気対策に本腰を入れて取り組むことが困難な状況であり、国からも見捨てられた世代なのである
氷河期世代にとっては、気づいたら冷え込んでた!
国はなんとかしてくれんのか?
→フリーター!派遣!非正規!
今更氷河期救済に草
氷河期世代の方に朗報
今後3年間で、30万人の正規雇用を目指す所謂「骨太の方針」の原案が取りまとめられていますよー
なぜいまごろの救済なのか?
団塊世代が後期高齢者となる2025年は消費税増税で乗り切ろうという魂胆
問題は団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年
ここで労働生産人口は一気に減少し、高齢者が爆増する
そのとき馬車馬のように働いてくれる人材が国には必要なのである
そしてそれが大勢の引きこもりや非正規職を有する氷河期世代であったというだけの話なのである
人生100年時代の開幕であり、氷河期世代は60歳で定年できると思わない方がいい
国はあなた方へ死ぬまで働いてもらうつもりでいますよきっと
一度いらなくなったら捨てられ、今頃になってなんか活用するかとリサイクルされる
まるで「空き缶」でも見ているかのようだー!!
さらに私が怖いのは一度「空き缶」として捨てられたゴミがリサイクルされて再度「空き缶」として蘇るとは到底思えないところにある