長崎県は離島を"魅力"と捉えるのでなく、"枷"と認めるべきなのでは
長崎県の魅力とは何か?
これを考えるとき行政はたびたび"島"を取り上げる
確かに地図を見ても長崎県は離島が多い地域ではあるが、果たして本当に"島"は魅力なのですか?というのが本日のテーマである
長崎県全体として深刻なのが県外への人口流出問題であるが、離島においてはその存続すら危ぶまれるほど危機的な状況であることは言うまでもない
長崎県のホームページで以下のような記事を発見した
長崎しまの若者人材育成事業への参加募集について(再募集)
離島地域では人口減少が続いており、特に若年層の島外への転出が著しく、しまの活性化のためには、若者の島内定着を促進することが重要な課題となっています。
若者の島外転出の大きな理由としては進学がもっとも多いことから、県では、市町や県立大学と連携して、しまの若者が島で働きながら学ぶことができる環境を整備する取り組みを進めていくため、平成30年度の新規事業として「長崎しまの若者人材育成事業」を実施することとしております。
長崎県では、今年度、長崎県立大学が実施する「しまなびプログラム」及び専門性の向上に資する講義(1科目)を受講する方を募集していますのでお知らせします。
私の素直な感想を言うとすれば、"再募集"という言葉が全てを物語っている
基本的に若者は"島"にあまり興味がないのである
私は若者の島内定着を促進することが重要な課題であるとはとても思えません
たしかに島にはより豊かな自然があるのでしょう
しかし残念ながらそれが"魅力"とまで行っていないのが現状である
そもそも本当に魅力があるのであれば、県外からも人は集まり、若者も島から出ようとしないのでしょう
全校児童数人の学校、輸送コスト在りきの高い物価、ろくにない求人
ここは敢えて言いましょう
離島に"定住の"魅力なんてないから
人口減少を本気で何とかしたいのであれば、観光面じゃなくて定住面で魅力を作っていかないと長崎県はダメですよ!(^^)!