佐世保市営バスの事業廃止は地方都市衰退の象徴か?
佐世保市民にとっては馴染みのある2つのバス
市営バス
佐世保市街地を走ると必ず見かけるといってもよいバスであるが、2019年3月24日から路線バスの運行体制を一本化する
これにより佐世保市交通局(市営バス)は事業廃止となる
個人的な感覚で言うと、西肥バスが市街地を中心とした主要道路を結ぶ路線が多いのに対し、市営バスはとんでもない過疎地まで路線を結んでいるイメージがある
まぁ西肥バスは民営なので赤字を出してまで需要の少ない路線を率先的に結ぶ必要性はない
市営バスについても過疎地路線はヒドイありさまである
狭い道路にクソでかいバスが誰も乗っていない状況で運行されていたりするものである
佐世保市企画部地域政策課の資料を見ると、「公共交通網の再構築は待ったなしの状況まできている」らしい
長崎市の人口減少の資料でも「待ったなし!」と記載されていたが、長崎はいついかなる時も「待ったなし」の状況なのであろう
運行体制の一本化で何が起こるかといえば、西肥バスと市営バスで路線が競合している区間で運行を3割減、競合しない区間で1割減にすると発表されている
西肥バスのホームページに一本化前と後での路線図を見ることができる
こうやってみると、やっぱり市営バスは過疎地までがんばって網羅してるんだなぁということがよくわかる
時代の流れかバスの利用者は年々減少する一方です
私は効率化や働きやすさの点からもこの一本化はいいと思います!