子供への虐待は教師に相談するか警察に相談するかでこうも対応が変わるのか・・・野田市虐待死
千葉県野田市で起こった虐待死
1月24日千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛さん10歳が父親から虐待を受け死亡した事件
2月4日には母親も共犯として、傷害の疑いで逮捕されている
子供がいない私には、子を持つ親の気持ちは想像することしかできませんが、ニュース番組を見る限りこの父親に関してはまったく同情できない
母親はどうか?
今回共犯ということで逮捕されてはいるものの、母親も以前からDV(家庭内暴力)被害になっており、調べた感じだとDVから逃れられない"被害者の心理"というものも存在するらしい
いわゆる加害者に支配された世界である
何もかも胸糞悪い事件であると思われるが、対応した教育委員会にも批判が集まっています
ことの成り行きはこうである
時系列
2017年11月6日 学校が実施するアンケートに虐待を受けているとSOS発信
アンケートに書かれた文がこちら
「お父さんにぼう力を受けています。
夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。
先生、どうにかできませんか」
2017年11月7日 柏児童相談所が一時保護
2017年12月27日 一時保護解除→親族宅へ
2018年1月15日 教育委員会職員が父親にアンケートのコピーを渡す
ちなみに渡した理由は「父親の激昂に恐怖を感じ、渡すことで安心感があった」と弁明
2018年3月 親族宅→両親の元へ
2019年1月 始業式以降 欠席
2019年1月24日 自宅で死亡
届かないSOS 守られない秘密
学校が実施したアンケートにはこう一文が添えられている
「ひみつをまもりますのでしょうじきにこたえてください」
うそだったようです
きっと忙しかったんでしょうね
教員も忙しい、委員会の職員も忙しい、相談所の抱えてる問題はなにも栗原家だけじゃないでしょう
忙しいってやだねぇ
両親・学校・教育委員・児童相談所から見放された子供はどうすればいいんでしょう?
届いたSOS?
小学3年生の次女(9)に暴力を振るったとして、兵庫県警は2月5日、介護士の女(44)を暴行容疑で逮捕した。
同署によると、次女から「お母さんによくたたかれたりする」と2月4日に110番があったという
このやり方が正解かどうかわかりませんし、警察のこの対応の速さも野田市の影響を受けてのものなのか?
きっとこれからも虐待で死ぬ子供は出てきますし、出るたびにこうメディアで大題と取り上げられていくんだと思います
産まれてくる幸せと産まれてくる不幸、何が違うんでしょうか