演算子
VBAにおいても四則計算や、値と値を比較することがプログラム上で記述可能です
その際覚えておく必要性があるのが「演算子」です
演算子には様々な種類がありますので、ひとつひとつ理解していきましょう
算術演算子
足し算、引き算、掛け算、割り算を始めとする和差積商のことをいいます
vbaで記述すると以下の通り
それぞれ演算の結果を3~9行目E列に返してくれるプログラムです
もちろんセルに記述するのではなく、変数に代入することも可能なので覚えておきましょう
この場合、変数i には42が代入されますね
以下の場合はどうでしょう?
変数「i」、「j」を用意し同じ4割る3という計算を行います
注意すべき点は変数i,jの型が違うところです
変数i はLong型で宣言され、変数j はSingle型で宣言されていますね
前回学習した変数を宣言して利用するを思い出してみましょう
Long型は整数の型
Single型は少数を含む数値の型
でしたね?
結果は以下の通り
おなじ計算でも、入れる変数によって値が変化する場合があるということも併せて覚えておきましょう
比較演算子
値と値を比較する時等に使います
比較結果はブール型として「Ture」または「False」の値を取ることになります
比較演算子は条件判定やループ処理の中で使用されることが多いです
詳細は別途制御構文で学習していきましょう
論理演算子
AかつB、AまたはBなど条件を組み合わせて使う場合に有効です
使用方法としては
条件式1 and 条件式2
条件式1 or 条件式2
andは論理積です。条件式1と条件式2がどちらもTrueの場合、結果として「True」を返します
orは論理和です。条件式1と条件式2どちらかがTrueであれば、結果として「True」を返します