長崎県の人口流出問題を適当に考えてあげる
長崎市の人口流出は2018年市町村別でワースト1位という残念な結果となっておりますが、これは長崎市のみの問題ではなくやはり県全体の問題として扱うべき事象でございます
ワースト1位という"結果"だけ見るとオワコン都市に見える長崎市ですが、実はそんなに悲観することはないのかもしれない
まだ"流出"するだけの若者は残っているのだ!
本当に終わっている市町村というものは流出する人すらいない状況なのである
まだ間に合う!だからこそ"今でしょ!"なのですよ
とはいえ具体的な対策なんて私一個人には到底見えてこないので、ここは統計情報の力を借りましょう
ここに一つの指標がある
九州の人口ランキング※沖縄を除く
1位 福岡 5,071,968人
2位 熊本 1,817,426人
3位 鹿児島 1,706,242人
4位 長崎 1,426,779人
5位 大分 1,196,529人
6位 宮崎 1,135,233人
7位 佐賀 849,788人
九州の人口ランキングであるが、この数値はだいぶ古い国勢調査の記録なので、人口は現在と多少異なるかもしれない
最近の国勢調査結果を見ても、人口の増減(※ほぼ減なのだが)はあってもランキング(順位)の変動はない
九州の人口は 福岡>熊本>鹿児島>長崎>大分>宮崎>佐賀 なのである
そしてここにもう一つの指標がある
九州各県の国立大学の全学部平均偏差値である
1位 九州大学 偏差値:65.071
2位 熊本大学 偏差値:60.875
3位 長崎大学 偏差値:58.3
4位 鹿児島大学 偏差値:58
4位 宮崎大学 偏差値:58
6位 大分大学 偏差値:55.5
7位 佐賀大学 偏差値:55.285
ほんとうは人口ランキングと国立大学の偏差値ランキングはビタ一致してほしかったんだけれども、そうはいかなかった
鹿児島大学は学部が多いからね・・・まぁ多少はね
とはいえ、ある程度の一致が見て取れることがわかる!!わかるのです
人口が多いから大学の偏差値が高いのか?大学の偏差値が高いから人口が多いのか?
卵が先か?鶏が先か?
よくわかりませんけれども、教育に力を入れてもいいのではないのでしょうか
佐世保市長選挙
現職じゃない方の人は長崎県立大学に水産学部を新設したいそうです
一市町に国公立大学の学部新設が可能なのか?水産学部を新設することが県のためなのか?はなはだ疑問ではありますが、教育現場にメスを入れるという点ではいいのではないでしょうか
私としては農林水産じゃなくて、ITに力を入れて欲しいんですがね!